初めて自動車を購入する場合、自動車保険のことなど、色々と分からないことが沢山あるでしょう。
自動車保険は別名、任意保険とも言われており通常、多くの方々の愛車は任意保険と強制保険に加入しています。
強制保険とは、一般的に自賠責保険と呼ばれていて、自動車損害賠償責任保険のことですが、その名の通り自動車を購入したならば、必ず加入しなければなりません。
新車や中古車を購入した時に、あなたの自動車ですよと証明するものが車検証です。
通常、車検証を登録するのに自賠責保険も必要になるため、自賠責保険はディーラーなど自動車販売店経由で加入することになるでしょう。
そこで今回は、任意保険(自動車保険)に加入するには、どのような方法があるのかを、それぞれの特徴を元に説明していきます。
目次
自動車保険に加入する必要性はあるの?
自動車の保険は掛け捨て型の保険なので、できれだけ保険料は抑えたいですよね。
自動車の保険には、任意保険(自動車保険)と強制保険(自賠責保険)があります。
強制保険はその名の通り、必ず加入しなければいけませんので、必要性を語るまでもありません。
しかし、任意保険である自動車保険は、あくまでも任意ということで加入義務はないのです。
それじゃ、自賠責保険に加入していれば自動車保険に入らなくてもいいの?と疑問に思うのが自然ではないでしょうか。
結論から先に話すと、自賠責保険だけでは補償が不十分なので、自動車保険にも入りましょう。
自動車の保険には任意保険と強制保険の2種類がある
自動車を使用するのに契約義務のある自賠責保険は、事故相手方の人への補償のみしかありません。
ちなみに強制保険のみの補償内容を見てみましょう。
・死亡時は3000万円までです。
・後遺障害は4000万円までです。
※上記の補償内容は記事執筆時点(2018年7月)のもの
以上です、これだけです。
事故相手方の車への補償はありません。
事故相手方の人への補償も十分ではありません。
万が一、事故相手が無保険車だったら・・・
自分自身や愛車(マイカー)への補償はどうなることでしょう?
ということで任意保険といえども、相手のみならず自分と愛車を守ることも出来る、自動車保険に入るのをおすすめします。
自動車保険に加入する方法は大きく分けて3つある
任意保険と言われているけれど、自動車保険に入る必要性は十分に理解できた。
さあ、自動車保険に入るぞと決断したけど、どうやって入るの?
多くの方が、この素朴な疑問を持つことでしょう。
特に初心者の頃は、自動車保険のことがよく分からないので、なおさらです。
誰もが通る道なのですね。
自動車保険に加入するには、大きく分けると3つあり、『専業損保代理店さんから加入』と『兼業損保代理店から加入』と『ダイレクト型(通販型)から加入』する方法があります。
ちなみに損保とは、損害保険の略です。
自動車保険は、損害保険会社が取り扱っています。
生命保険会社では取り扱っていません。
専業損保代理店タイプ
専業損保代理店さんは、自動車保険はもちろん、損害保険全般に明るい、自動車保険(損保全般)のプロフェッショナルで、家や職場などに来てくれて、事故の時や加入の相談などじっくりと親身になってくれる、至れり尽くせりタイプです。
また専業損保代理店さんは、事故が起きたときの対処方法や心構えなど、保険のことを一生懸命に教えてくれることもあるでしょう。
あなたにその気があれば、自動車保険の事に詳しくなれるかもしれません。
長所としては、一般的な専業損保代理店さんが、独立した専業代理店事務所の所長さんも多く、自動車保険はもちろん、自賠責保険や火災保険、傷害保険や医療保険、介護保険や海外旅行傷害保険など、沢山の保険を取り扱ってるので、損害保険全般をトータル的にアドバイスを貰えることですね。
短所としては、自動車保険の代理店手数料が自動車保険料の約10~15%なので、自動車保険料が代理店手数料分高くなりますが、あなたは代理店手数料が高いと感じますか?
逆に見れば、あなたの専属損保代理店さんを、この手数料で雇うことが出来るのですから、安いと感じる方もいるのではないでしょうか。
相性さえ合えば、なおさら安いと感じることが出来るでしょう。
耳寄り情報
ここからは当サイトの編集長が、自動車保険の専業と兼業の代理店とダイレクト型の3冠を制した自動車保険マスターであり、経験と実績に基づき当サイトを監修しているからこそ出せる、独自の耳寄り情報です。
専業損保代理店タイプは、結婚を前提としたお付き合いを求める独身の男女と、その親御さんにおすすめします。
なぜそのようなことを執筆するのか、以下の理由です。
・地域に根づいた独自のネットワーク網を専業損保代理店さんは持っている。
・専業損保代理店さんは逆に常日頃、お客さんから、うちの息子や娘に良い人紹介して欲しいと頼まれている事が意外と多い。
・結構な割合で、結婚適齢期で独身の素敵な専業損保代理店さんや損保代理店研修生さんがいる。
以上の理由から、出会いを求めているご本人さんや親御さんには、あなたがお住まいの専業損保代理店さんから、自動車保険に加入するのも良いかもしれませんね。
もしもあなたが、すでに専業損保代理店さんとお付き合いがあって、今現在、結婚を前提とした出会いを求めているご本人さんや親御さんならば、もちろん有料の婚活サイトなども実用的でしょうが、早めに声をかけておくべきだと思います。
コンタクト方法
それでは、どのように専業損保代理店さんとコンタクトをとるか、解説をします。
・独身で若い確率が高い損保代理店研修生から、自動車保険に加入を希望でしたら、お住まい近くの大手損害保険会社に電話をして、自動車保険に入りたいと話し、自宅か近所の打ち合わせができる場所に来てくれませんかと、損保代理店さん(損保代理店研修生か専業損保代理店さんのどちらかを選ぶことは難しいでしょう。あなたの話術と情熱次第です。)を手配(紹介)してもらう。
以上の2パターンが代表的なコンタクト方法です。
兼業損保代理店タイプ
兼業損保代理店として代表的なのは、自動車を販売しているディラー(販売店)や、中古車販売業者や自動車修理工場などで、車の購入などと同時に強制保険(自賠責保険)と任意保険(自動車保険)に加入するパターンが該当します。
何と行っても兼業損保代理店は、車の購入や車検や修理などがメイン目的で、自動車販売店や修理工場などの窓口に出向いて行くついでに、おすすめ自動車保険プランに加入するケースで、ビジネスマンやキャリアウーマンなど忙しい方にピッタリの、全てお任せしたいタイプの方には適していると思います。
自動車保険のことを考える時間を、他のことに費やしたい、または自動車保険のことはチンプンカンプンだから、おまかせするわね、まかせるよ、という方には最適かもしれません。
短所としては、自動車保険の代理店手数料が自動車保険料の約10~15%なので、自動車保険料が代理店手数料分高くなる事と、担当者が変わることがあることですね。
また長所として、忘れてならないのは、事故や故障の時は、自動車本体についてのプロフェッショナルだから、かなり心強い点がポイントです。
ダイレクト型(通販)タイプ
ダイレクト型(通販型)の長所は、代理店を通さないので自動車保険料が安くなることです。
ある程度、自動車保険のことを理解している方におすすめ。
いきなり、初心者の方が、損害保険に詳しい方などのアドバイスもなく加入するのはハードルが高いですね。
短所としては、事故後に保険金請求する際に書類を、自分で全部書かなければいけないことなどが挙げられます。
わからないことは、自分で調べるくらいの覚悟が必要だと思っていれば間違いないでしょう。
しかし、わからないことがあれば、恥ずかしがらず積極的に電話等で、あなたが加入する自動車保険の損保事故担当者に質問や相談すれば、きっと丁寧に答えてアドバイスをしてくれるので問題ないでしょう。
さらに、アドバイスしてくれる方(当サイトの活用等)がいれば、心配の必要はありませんね。
また長所として、自動車保険加入時や更新時などが、対面式ではないので、身支度など気にせずに気軽に自動車保険の契約ができることも挙げられます。
まとめ
自動車保険に加入する方法を大きく分けて以下の3つを紹介しました。
・兼業損保代理店タイプ
・ダイレクト型(通販)タイプ
専業損保代理店タイプ
長所は、自動車保険(損保全般)のプロフェッショナルだから、事故の時や加入の相談などじっくりと親身になってくれること。
短所は、代理店手数料分の自動車保険料が高くなること。
しかし、あなたの専属損保代理店さんを、この手数料で雇うことが出来るのですから、安いと感じる方も多いのではないでしょうか。
兼業損保代理店タイプ
長所は、自動車本体についてのプロフェッショナルだから、事故や故障の時は、かなり心強いこと。
短所は、代理店手数料分の自動車保険料が高くなることと、担当者が変わること。
しかし、事故や故障の時は、あなたの愛車を購入した自動車販売店(兼業損保代理店)に、お世話になることが多いと思うので、この手数料を安いと感じる方も多いのではないでしょうか。
ダイレクト型(通販)タイプ
長所は、代理店を通さないので、自動車保険料が安くなることと、加入時は対面式ではないので身支度など気にせずに気軽に加入できること。
短所は、ある程度、自動車保険のことを理解している方でないと、ハードルが高いことです。
しかし、アドバイスしてくれる方(当サイトの活用等)がいれば、心配の必要はありません。
専業損保代理店タイプ | 兼業損保代理店タイプ | ダイレクト型(通販)タイプ | |
---|---|---|---|
特徴 | ・自動車保険(損保全般)のプロフェッショナル ・人脈を広げたい方や結婚を前提としたお付き合いを求める独身の男女や親御さんにおすすめ ・加入方法は対面式で希望すれば自宅や職場に来てくれる |
・自動車本体についてのプロフェッショナル ・忙しい方にピッタリで全てお任せしたいタイプの方に適している ・加入方法は対面式で加入者自らが自動車販売店に出向いて契約 |
・代理店を通さないので、自動車保険料が安くなる ・加入方法は対面式ではなくインターネットか電話で契約する |
長所 | ・事故の時や加入の相談などじっくりと親身になってくれる ・リアルな人脈が広がり良縁にも巡り会える可能性がある |
・事故や故障の時は、かなり心強い ・店員さんとの交流がある |
・自動車保険料が安い ・身支度など気にせずに気軽に加入できる |
短所 | 代理店手数料分の自動車保険料が高くなる | ・代理店手数料分の自動車保険料が高くなる ・担当者が変わる |
・ある程度は自動車保険のことを理解していないとハードルが高い ・事故後に保険金請求する書類を自分で全部書く必要がある |
その他 | あなたの専属損保代理店さんを、この手数料で雇うことが出来るのですから、安いと感じる方も多いのではないでしょうか | 事故や故障の時は、愛車を購入した自動車販売店に、お世話になることが多いと思うので、この手数料を安いと感じる方も多いのではないでしょうか | わからないことは、あなたが加入する自動車保険の担当者に質問や相談すれば、丁寧に答えてくれるので問題ないでしょう。アドバイスしてくれる方(当サイトの活用等)がいれば心配の必要はありません |
自動車保険は、補償内容と保険料のバランスを考えることが大切です。
お得で安い保険料の自動車保険を調べるために、各損保会社を手当たり次第調べると、膨大な時間を必要とします。
このような場合には自動車保険一括見積りサービスを利用して2社から3社に絞り、次に損保会社の公式サイトから見積りを取って最終確認すると、時間を大幅に節約できるので覚えておきましょう。
当サイト内のコンテンツ『自動車保険の見積相場比較記事早見表』から、あなたの状況と近い記事を読むと、自動車保険の相場や選び方のコツなど参考になると思います。
自動車保険は一年ごとに毎年更新が基本なので、相性が悪かったら、次回の更新で自動車保険加入先を変えれば良いだけですから、当たって砕けろの心意気ですよ。