都市部と言えども、道路幅の狭い所がまだまだ多い私たちの国、日本です。
そんな道路事情にピッタリな車といえば、コンパクトで運転がしやすい軽自動車や小型自動車ではないでしょうか。
軽自動車といえばイエローナンバー
軽自動車といえば、あなたは何を思い浮かべますか?
黄色地に黒文字のナンバープレートを連想する方も多いのではないでしょうか。
軽自動車の代名詞とも言えるイエローナンバー。
一説では高速道路の通行料金関連から、普通車と軽自動車を見分け易くするために色を違くしたとも言わわれています。
そこで今回は、軽自動車の黄色ナンバーがちょっと恥ずかしいと悩む女性の話題をご紹介します。
その前に軽自動車の規格について書いておきたいと思います。
軽自動車の規格とは?
車に詳しい方にはおなじみの普通車と軽自動車の規格の違いですが、良くわからない方もおられると思いますので記載しておきます。
軽自動車(けいじどうしゃ)とは、日本の自動車の分類の中で最も小さい規格に当てはまる、排気量660cc以下の三輪、四輪自動車のこと。
日本独自規格となる軽四輪は、道路運送車両法施行規則で定められており、現在の規格(1998年10月に規格改定)は、
・全長 3,400mm(3.40m)以下
・全幅 1,480mm(1.48m)以下
・全高 2,000mm(2.00m)以下
・排気量660cc以下
・定員 4名以下
・貨物積載量 350kg以下
となっている。
なお、この条件を1つでも超えると小型自動車の扱いになり「白地に緑文字」の自家用、または「緑地に白文字」の運送事業用でのナンバープレート登録となる。
出典:ウィキペディア
この様に軽自動車(黄色地に黒文字のナンバープレート)と小型自動車(白地に緑文字のナンバープレート)の違いは日本国内の法令により区別されています。
軽自動車は少しずつ徐々にサイズアップされてきて、今では昔と違い見た目はもちろんのこと、車内の広さでも小型自動車との違いは極わずかです。
現代では車両の価格の面から見ても、白ナンバーの小型自動車より上位グレードの軽自動車の方が高価な車種も存在しています。
コンパクトボディを活かした軽自動車は普通車よりも内径が小さいので、旋回能力が高く小回りも効き日本の道路事情にもマッチしています。
黄色ナンバーが恥ずかしいという女性
そんな軽自動車の代名詞とも言える、黄色ナンバーが恥ずかしいという女性がいるというから正直驚きました。
軽自動車に乗っているのが恥ずかしいと感じる女性が増えているようです。
えっ!何で恥ずかしいの?と思う方も多いのではないでしょうか。
感性というか価値観というか、人それぞれ色々な思いや考え方があるんだなぁと、改めて感じました。
人間の心理で言うところの「見栄」というキーワードと深く関係しているかもしれませんね。
しかし冷静に考えてみると、先述したとおり現在は価格的にも遜色なく、白ナンバーの小型自動車よりも車両本体価格が高い黄色ナンバーの軽乗用車も販売されています。
このような現実を考慮すると、少し恥ずかしいと感じる方は、一昔前の古い印象で軽自動車に何か思うところがあるのでしょう。
そこで、黄色のナンバープレートが恥ずかしいという、お悩みをお持ちの方に良い解決策があります。
特別仕様ナンバープレートを取得する
それは軽自動車の黄色ナンバーを白色ナンバーに変更する、いわゆる白地に緑文字のナンバープレートにする方法です。
つまり、『特別仕様ナンバープレート』を取得するという解決策です。
詳しく説明すると、2019年にラグビーワールドカップ2019、2020年に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるのを記念してナンバープレートが発行されています。
つまり、あなたのお住いの地域によって異なりますが、交付手数料を払えば晴れてお望みの白地ナンバープレートを取得できるのです。
【ラグビーワールドカップ2019特別仕様ナンバープレート】
【東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート】
出典:国土交通省
料金は東京地区の場合、ラグビーワールドカップ特別仕様7,000円(寄付金は別途)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様7,210円(寄付金は別途)ですが、地域によって異なるので最寄りの運輸局・運輸支局等に問合せてみて下さい。
申込方法など詳しくは、一般社団法人 全国自動車標板協議会 の「図柄ナンバー申込サービス」をご覧下さい。
手続きは意外と簡単ですので、軽自動車の黄色いナンバープレートがちょっと恥ずかしいとお悩みの方は、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート、または東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートに変更することで、悩みが解消されますのでリンク先をどうぞ。
特別仕様ナンバープレートに変更後の注意点
この記事で、あなたの悩みを解消する白地ナンバー取得方法を紹介しましたが、注意点がひとつあります。
それは自動車のナンバープレートを留める為のビス(ボルト)が、簡単に市販されている安価な工具で取り外しが可能なことです。
ナンバープレートは1枚でも紛失すると再発行を申請する必要があり、その手続きに費やす時間や費用などを考えると馬鹿になりません。
ちなみに車両重量が小型自動車以上の車は、後面ナンバープレートの片方には封印がしてあるので、前面ほど心配する必要はないでしょう。
私は自動車の申請手続き関連に詳しい事もあり、以前に知人がフロントのナンバープレートを紛失して困っていた時にアドバイスとサポートをしたのですが、とても喜んでくれて感謝されました。
また最近は、特別仕様ナンバープレートの盗難が話題になる位です。
後悔しないように防犯対策として、盗難防止ボルトに交換することや、ドライブレコーダーを取り付ける(駐車監視モードが夜間のイタズラ・盗難対策になります)などをしておきましょう。
これらは抑止力の観点からも大事です。
まとめ
軽自動車の良いところは、日本の道路事情に合うこと。
そしてもうひとつ、見逃せない点があります。
それは税金など維持費が、普通車に比べると安いことです。
自動車は購入後も、ガソリン代や駐車場代、車検など、維持費が重くのしかかってきますので、節約できるところは賢くお得にカーライフを満喫したいですね。
大都市は交通網が発達しているので、自動車がない生活も可能ですが、地方は一家に2台以上が標準ですからね。
自動車保険も賢くお得に選びましょう。
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