出典:フォルクスワーゲン
自動車保険は、車種や年齢条件、補償範囲や特約、地域や年間走行距離の違いなど、いろいろな条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取ることが大切です。
今回は、フォルクスワーゲンのパサートヴァリアントに乗る50歳代男性が現在加入中の自動車保険を、数ヶ月後の更新時期に他社へ乗り換えることで、保険料を安く抑えることが出来るか検討してみましょう。
学生のお子さんがおられるので、自動車保険の出費をできるだけ抑え、浮いた保険料を家族旅行や教育等の費用にまわすことができれば理想的ですよね。
世帯状況が近い方の参考になれば幸いです。
目次
自動車保険の乗り換え見積もり前提条件
相談者さんの叔父が乗る保険対象車は、フォルクスワーゲンのパサートヴァリアントです。
現在、50歳代夫婦には自宅から大学へ通う長女と高校生の二女がいて、今回の保険対象車以外に妻が主に運転する別車もあります。
夫婦と長女が運転免許証を取得しており、夫が所有する保険対象車を夫のみ(妻と長女は別車を使用)で運転しています。
家族構成が似ている方は、参考にしてみてください。
◆自動車保険における『家族』の定義とは?
主に運転される方の『家族』の範囲は、以下のとおりです。
・「主に運転される方」の配偶者
・「主に運転される方またはその配偶者」と同居している親族
・「主に運転される方またはその配偶者」と別居している未婚の子
※配偶者が別居している場合、その配偶者と同居している親族を含みます。
家族構成の詳細や記名被保険者について
家族構成 | 父:50歳(今回の保険対象車を主に運転する人) 母:50歳(母が主に運転する別車あり) 長女:21歳 二女:16歳 |
---|---|
対象自動車を運転する人 | 父(叔父)のみ |
記名被保険者(主に運転する人) | 父 |
車を主に使用する地域 | 群馬県 |
補足 保険契約者 | 父 |
補足 保険対象車の所有者 | 父 |
保険対象となる自動車について
2015(平成27)年7月 発売モデル
フォルクスワーゲン ワゴン 5ドア 定員5名 「パサートヴァリアント(Passart Variant)」、グレード「TSIハイライン」、右ハンドル
1.4L 直列4気筒DOHCICターボ(150馬力)、シフト:7AT、駆動方式:FF
契約車両 (被保険自動車) |
フォルクスワーゲン パサートヴァリアント |
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型式 | DBA-3CCZE |
初度登録年月 | 平成27(2015)年11月 |
用途・車種(ナンバー) | 自家用普通乗用車(3ナンバー) |
自動車保険の見積もり内容について
・自動車保険の見積もり時点で、他社にて契約している車
・現在の自動車保険の契約は1年契約
・記名被保険者は1969(昭和44)年6月生まれの50歳
車の型式 | DBA-3CCZE |
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初度登録年月 | 平成27(2015)年11月 |
保険期間 | 2019年12月1日から2020年12月1日 |
事故件数 | 0件 |
事故有係数適用期間 | 0年 |
免許証の色 | ゴールド |
運転者限定範囲 | 本人限定 |
車を運転する人の年齢条件 | 30歳以上限定(または35歳以上限定) |
使用目的 | 主に家庭用(通勤用含む) または通勤・通学用 |
予想年間走行距離 | 9,000キロ |
保険証券の発行 | 発行する |
現在の等級 | 20等級 |
補償内容 | 対人賠償金額:無制限 対物賠償金額:無制限(対物超過修理費用補償型) 人身傷害保険金額:3,000万(車内+社外補償型) 搭乗者傷害保険金額:なし 車両保険の有無:あり ・一般型 255万円 ・免責金額:1回目5万円、2回目以降10万円 選択した特約: ・弁護士費用特約(自動車事故のみ) ・他車運転特約 |
自動付帯特約 | 無保険車傷害(被保険者1名ごとの保険金額) ・ソニー損保:無制限 ・SBI損保:2億円 ・おとなの自動車保険:無制限 ・三井ダイレクト損保:2億円 ・イーデザイン損保:2億円 ・東京海上日動火災保険:2億円 ・損保ジャパン:無制限 自損事故傷害(保険金額は各社同じ) |
フォルクスワーゲン パサートヴァリアントの自動車保険料を見積もり比較
自動車保険を現在の保険会社で更新契約するのではなく、他社に乗り換える場合の見積もり結果です。
自動車保険の他社乗り換え見積り相場比較に、今回用いる損害保険会社名は、ソニー損保、SBI損保、おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)、三井ダイレクト損保及びイーデザイン損保のダイレクト(ネット・通販)系損保5社、及び東京海上日動火災保険、損保ジャパンの代理店系損保2社の合計7社です。
損害保険会社名 | 他社乗換自動車保険料 | 事故現場駆けつけサービス名 (警備会社提携無料付帯) |
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ソニー損保 | 50,420円/年 | セコム事故現場かけつけサービス |
SBI損保 | 39,050円/年 | なし |
おとなの自動車保険 (セゾン自動車火災保険) |
42,270円/年 | ALSOK事故現場安心サポート |
三井ダイレクト損保 | 43,770円/年 | なし |
イーデザイン損保 | 42,160円/年 | セコム事故現場急行サービス |
参考:代理店型 東京海上日動火災保険 |
61,080円/年 (車両保険金額:240万) |
なし |
参考:代理店型 損保ジャパン |
64,750円/年 | なし |
希望する補償内容の自動車保険では、SBI損保が最も安いです。
保険料の最安値と最高値の見積もり差額は25,700円です。
現在加入中の自動車保険を他社に乗り換える場合の保険料で選ぶのでしたら、「SBI損保」か「イーデザイン損保」の2択になりそうですね。
2社の見積もり差額は3,110円です。
今回の見積もり比較で最も安い「SBI損保」を選ぶべきか、3,110円高いがセコム事故現場急行サービス付きの「イーデザイン損保」を選ぶべきか、よく考えましょう。
参考記事 自動車事故発生時の対処方法や運転者の心構えとは?交通事故体験談付
参考記事 自動車保険の事故現場駆けつけ(急行)サービスを比較
参考記事 自動車保険のロードサービスを比較
SBI損保の特徴は、以下のとおりです。
・SBIホールディングスグループに属している
・保険料の低コスト実現によるリーズナブルな保険料
・業界最高水準のロードサービス
・24時間365日事故受付
・走った分だけ保険料で納得
【参考記事:SBI損保の自動車保険の特色や評判や口コミ 】
イーデザイン損保の特徴は、以下のとおりです。
・損害保険業界内で大手の東京海上グループに属している
・安心の事故解決力とお得で合理的な保険料
・万が一の事故時には、セコム事故現場急行サービスで安心
・走った分だけ保険料で納得
・充実のロードサービス
【参考記事:イーデザイン損保の自動車保険の特色や評判や口コミ 】
簡単に複数社の自動車保険を比較できて、今までより5万円以上も安くなった方もいる 無料自動車保険比較サイト を活用すると、ダイレクト系自動車保険のみでなく、代理店系自動車保険も一緒に無料で見積もり比較できるので、必ずあなた自身も無料見積もりをとり、今よりも保険料をお得に安くする行動を今すぐ起こして、割安感を実感し満喫しましょう。
今までの保険補償内容をほぼ維持しつつ、場合によっては保険補償内容をグレードアップしても、今よりお得で割安な自動車保険に乗り換えることが出来る可能性が高いので、ちょっとした勇気と行動を起こせば、安くなり浮いたお金で旅行や豪華なディナーなど、毎年楽しむことができるようになるかもしれませんよ。
見積比較結果による考察とワンポイントアドバイス
今回はフォルクスワーゲンのパサートヴァリアントに乗る、群馬県在住50歳代男性のケースでした。
自動車保険は車種はもちろん、年齢条件や補償範囲の違い、特約や地域、そして年間走行距離の違いなど、色々な条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取りましょう。
年齢条件や補償範囲、走行距離の違いについての参考記事はこちらです。
一般的に、代理店型自動車保険よりダイレクト型自動車保険のほうが、保険料が安くてお得です。
しかし、割安なダイレクト型自動車保険でも、インターネット割引は他社から乗り換えた1年目の新規契約より、2年目以降の継続契約になると割引額が大幅ダウンする保険会社もあります。(例:ソニー損保のインターネット割引は新規10,000円割引、継続2,000円割引)
ダイレクト自動車保険の継続契約と他社乗換で新規契約の違いは、以下を参照してください。
今回は、各保険会社より1社づつ見積りを取って比較しています。
保険会社7社で見積りをとりましたが、全ての見積り取得時間をトータルすると、結構な時間がかかりました。
これを一般の方が同じように、保険会社1社づつ見積りを取った場合、さらなる多大な時間を必要とするでしょう。
そこで現実的に最もおすすめできるのは、まずは一括見積りサービスを利用して2社から3社に絞り、次に自動車保険会社の公式サイトから見積りを取って最終確認する方法です。
一括見積りサービスの体験談や実話について、以下を参照してください。
まとめ
群馬県の草津白根山の湯釜(くさつしらねさんのゆがま)
- 群馬県在住でフォルクスワーゲンのパサートヴァリアントに乗る50歳代男性が、現在加入中の自動車保険を他社に乗り換えることにより、保険料を安く抑えることが出来る。
- 自動車保険は車種以外にも、年齢条件や補償範囲の違い、特約や地域、さらに年間走行距離の違いなど、いろいろな条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取ること。
- 一般的に、代理店型自動車保険よりダイレクト型自動車保険の方が、保険料は安くてお得である。
- 割安なダイレクト型自動車保険でも、インターネット割引は他社から乗り換えた1年目の新規契約より、2年目以降の継続契約になると割引額が大幅ダウンする保険会社もある。
- ソニー損保のインターネット割引は、新規契約10,000円割引だが継続契約は2,000円割引と割引額が大幅ダウンする。
- 損保会社1社づつ見積りを取った場合、多大な時間を必要とする。
- そこで自動車保険一括見積りサービスを利用して2社から3社に絞り、次に損保会社の公式サイトから見積りを取って最終確認するのがベスト。
家族が乗っている他の自動車や、購入予定車の自動車保険の相場を調べたい場合は、自動車保険の見積相場比較記事早見表をご利用ください。