搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いが分からない!優しい言葉で説明

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双子の赤ちゃん

相談者さん
自動車保険会社の解説ページを何回読んでも、いまいち搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いが分からないんですよ~

自動車保険マスター
皆さんによく質問されます。確かに分かりづらいですよね。

自動車保険について、最も質問を受けると言っても言い過ぎではないくらい、本当に良く聞かれるんですよ。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険って、同じじゃないの?

何が違うの?教えて!っていう感じに。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いが分かりにくい!よく受ける質問トップクラス

双子の少女

僕も人身傷害保険が、オギャーって誕生したときには、「う~ん・・・、搭乗者傷害保険とどう違うの?」と、なかなか理解できませんでした。

その頃の僕は、専業損保(損害保険)代理店を目指して、大手損保代理店研修生として、毎月のノルマを達成するのに我武者羅に仕事に打ち込んでいた時期でしたね。

損保代理店研修生仲間と競争しつつ助け合い毎日が必死でしたが、とても充実していました。

その頃の基本的な自動車保険といえば、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、無保険車傷害保険(自動付帯)、プラス車両保険という内容でした。

僕が若かりし頃の損保代理店研修生時代のある日、人身傷害保険が誕生したので、補償内容の詳しい説明などの勉強会が開かれました。

支店長や社員はもちろん、ベテラン専業損保代理店さんから損保代理店研修生までが一同に集まり、大会議室で開催されたのです。

損害保険会社社員から損保代理店まで一同、搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いを理解するのに、手間取っていたくらいでしたから、皆さんも分からないのが当然です。

もちろん、損保代理店研修生時代の僕も理解するのに「う~ん」と唸っていました(笑)

搭乗者傷害保険とは?

カリフォルニアの道路

搭乗者傷害保険には、死亡保険と後遺障害保険と傷害医療保険が含まれます。

補償の対象となる人は、契約車両に乗っている人ですが、搭乗者傷害保険の利点は定額払いによる、事故後の早い段階で保険金支払いが可能な点です。

一部の自動車保険では現在でも日数払が採用されていますが、保険会社にとって赤字になることもあるので、多くの自動車保険は定額払にシフトしています。

そこで人身傷害保険の登場です。

搭乗者傷害保険は人身傷害保険より前から存在しています。

人身傷害保険で実際に受けた損害分をカバーして、搭乗者傷害保険は定額払、一時金感覚でスピーディーに保険金を支払うという役割分担があると考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。

なお、自動車保険会社によっては、搭乗者傷害保険がないところがありますが、その場合は、人身傷害保険の補償の一部として含まれていると考えましょう。

ワンポイントアドバイス
搭乗者傷害保険に加入している人は、事故を起こして入通院した場合、保険金請求漏れに注意しましょう。

人身傷害保険とは?

夜の交通

人身傷害保険は、運転者や同乗者がケガや死亡した場合、休業損害や入通院代や治療費が補償されます。

事故といえば、過失割合がつきものですが、過失割合に影響されずに、実際に受けた損害額が保険金として支払われます。

補償の対象となる人は、基本的に契約車両に乗っている人です。

補償範囲は基本型「車内のみ補償型」と、保障充実型の「車内+車外補償型」があります。

保険料節約ポイント
「車内+車外補償型」を選択する場合で、家族で何台も自動車を持っている人は、補償の重複に注意すれば保険料を節約できます。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険の補償対象は同じ

双子のチアリーダー

補償の対象は搭乗者傷害保険も人身傷害保険も同じで、契約車両に乗っている人です。

位置付け的に搭乗者傷害保険は、人身傷害保険の上乗せといったイメージですね。

人身傷害保険をセットしておけば、保険金額の上限までという条件付きですが、実際の損害額が補償されます。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いは保険金の計算方法

双子の女性たち

それでは、搭乗者傷害保険と人身傷害保険に違いがあるのでしょうか?

結論から先に言うと、違いはあります。

それは、保険金の計算方法です。

搭乗者傷害保険は、契約で前もって決定した金額を後遺障害のレベルや、通院・入院日数に応じて支払われます。

一方、人身傷害保険は精神的損害や、保険金額を最大とした治療費など、実際の損害額が支払われます。

まとめ

双子の淑女たち

後から誕生した人身傷害保険は、前からあった搭乗者傷害保険のニュータイプというか、バージョンアップ版というか、補償範囲が広い感じですね。

自動車保険料を出来る限り抑えたい人に、『人身傷害保険のみ』という選択肢は、ありだと思います。

耳寄り情報
ここからは当サイトの編集長が、自動車保険の専業と兼業の代理店とダイレクト型の3冠を制した自動車保険マスターであり、経験と実績に基づき当サイトを監修しているからこそ出せる、独自の耳寄り情報です。

搭乗者傷害保険か人身傷害保険か、どちらか一つを選ばなければならないなら、人身傷害保険を選べば間違いありません。

それではなぜ、搭乗者傷害保険が無くならないのでしょうか?

以下の理由があります。

・人身傷害保険は上限付きで、実際の損害額をカバーしてくれるから頼もしいが、治療費や休業損害など実際の損害額が確定してから支払われるという性質上、事故後すぐに保険金が支払われることはない。
・一方、搭乗者傷害保険は入通院いくら、という感じで定額払いの自動車保険がほとんどなので、事故後スムーズに早い段階で保険金が支払われる。

この点が搭乗者傷害保険の長所です。

意外と搭乗者傷害保険分の保険料は安いので、自動車保険の見積もり段階では搭乗者傷害保険の有無による保険料の違いも、チェックすることをおすすめします。

素敵!