出典:トヨタ
自動車保険は、車種や年齢条件、補償範囲や特約、地域や年間走行距離の違いなど、いろいろな条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取ることが大切です。
今回はトヨタのヴィッツを購入予定で、親と別居してアパート住まいの30歳代男性が、数ヶ月後の自動車購入時にネット型自動車保険へ加入することで、保険料を安く抑えることが出来るか検討してみましょう。
初めて自動車保険に加入予定の相談者さんの従兄妹のケースでは、ノンフリート等級(無事故割引等級)は6等級が適用されます。
自動車保険の等級制度について、以下を参照してください。
少しでも保険料が安くならならないかと、割安でお得なネット型自動車保険への加入を検討しています。
世帯状況など、近い方の参考になれば幸いです。
目次
自動車保険の乗り換え見積もり前提条件
相談者さんの従兄妹が購入予定の保険対象車は、トヨタのヴィッツです。
現在は親と別居していて、三重県内のアパートに一人で住んでいます。
大都市勤務から地方への転勤を期に、人生初の車購入時に、両親がお世話になっている損保代理店さんや購入予定の自動車販売店等で自動車保険に加入するより、ネットから加入できるダイレクト型自動車保険に加入して、保険料を少しでも節約したいと考えています。
両親には別車があり、30歳代男性が購入予定の保険対象車を本人のみで運転する予定です。
生活状況など家族構成が似ている方は、参考にしてみてください。
家族構成の詳細や記名被保険者について
家族構成 | 親と別居・独身 |
---|---|
対象自動車を運転する人 | 本人(従兄妹)のみ |
記名被保険者(主に運転する人) | 本人:30歳 |
車を主に使用する地域 | 三重県 |
補足 保険契約者 | 本人 |
補足 保険対象車の所有者 | 本人 |
保険対象となる自動車について
2014(平成26)年4月 発売モデル
トヨタ ハッチバック 5ドア 定員5名 「ヴィッツ(VITZ)」、グレード「ジュエラ」
1L 直列3気筒DOHC(69馬力)、シフト:CVT、駆動方式:FF
契約車両 (被保険自動車) |
トヨタ ヴィッツ |
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型式 | DBA-KSP130 |
初度登録年月 | 平成26(2014)年7月 |
用途・車種(ナンバー) | 自家用小型乗用車(5ナンバー) |
自動車保険の見積もり内容について
・自動車保険に初めて加入
・複数所有新規契約の対象外(純新規契約)
・記名被保険者は1988(昭和63年)年7月生まれの30歳
車の型式 | DBA-KSP130 |
---|---|
初度登録年月 | 平成26(2014)年7月 |
保険期間 | 2019年2月1日から2020年2月1日 |
事故件数 | 0件 |
事故有係数適用期間 | 0年 |
免許証の色 | ブルー |
運転者限定範囲 | 本人限定 |
車を運転する人の年齢条件 | 30歳以上限定 |
使用目的 | 主に家庭用(通勤用含む) または日常・レジャー |
予想年間走行距離 | 9,000キロ |
保険証券の発行 | 発行しない |
現在の等級 | 初めて加入(純新規契約) |
補償内容 | 対人賠償金額:無制限 対物賠償金額:無制限(対物超過修理費用補償型) 人身傷害保険金額:3,000万(車内+車外補償型) 搭乗者傷害保険金額:なし 車両保険の有無:あり ・エコノミー+A型 60万円 ・免責金額:1回目5万円、2回目以降10万円 選択した特約: ・弁護士費用特約 ・他車運転特約 |
自動付帯特約 | 無保険車傷害(被保険者1名ごとの保険金額) ・ソニー損保:無制限 ・SBI損保:2億円 ・おとなの自動車保険:無制限 ・三井ダイレクト損保:2億円 ・イーデザイン損保:2億円 ・東京海上日動火災保険:2億円 ・損保ジャパン:無制限 自損事故傷害(保険金額は各社同じ) |
トヨタ ヴィッツの自動車保険料を見積もり比較
自動車保険に初めて加入(純新規契約)する場合の見積もり結果です。
自動車保険の新規契約見積り相場比較に、今回用いる損害保険会社名は、ソニー損保、SBI損保、おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)、そんぽ24、三井ダイレクト損保及びイーデザイン損保のダイレクト(ネット・通販)系損保6社、及び東京海上日動火災保険、損保ジャパンの代理店系損保2社の合計8社です。
損害保険会社名 | 他社乗換自動車保険料 | 事故現場駆けつけサービス名 (警備会社提携無料付帯) |
---|---|---|
ソニー損保 | 75,650円/年 | セコム事故現場かけつけサービス |
SBI損保 | 59,730円/年 | なし |
おとなの自動車保険 (セゾン自動車火災保険) |
77,770円/年 | ALSOK事故現場安心サポート |
そんぽ24 ※1 | 87,940円/年 | なし |
三井ダイレクト損保 | 59,730円/年 | なし |
イーデザイン損保 | 66,270円/年 | セコム事故現場急行サービス |
代理店系損保 東京海上日動火災保険 |
134,450円/年 (車両保険金額:65万) |
なし |
代理店系損保 損保ジャパン |
131,820円/年 | なし |
希望する補償内容の自動車保険では、SBI損保と三井ダイレクト損保が同額でもっとも安いです。
保険料の最安値と最高値の見積もり差額は74,720円です。
三重県在住の30歳男性が初めて自動車保険に加入する場合、保険料の安さで選ぶのでしたら、「SBI損保」か「三井ダイレクト損保」、または「イーデザイン損保」の3択になりそうですね。
「SBI損保」や「三井ダイレクト損保」と、「イーデザイン損保」の見積もり差額は6,540円です。
今回の見積もり比較で最も安い「SBI損保」や「三井ダイレクト損保」を選ぶべきか、6,540円高いがセコム事故現場急行サービス付きの「イーデザイン損保」を選ぶべきか、よく考えましょう。
参考記事 自動車事故発生時の対処方法や運転者の心構えとは?交通事故体験談付
参考記事 自動車保険の事故現場駆けつけ(急行)サービスを比較
参考記事 自動車保険のロードサービスを比較
SBI損保の特徴は、以下のとおりです。
・SBIホールディングスグループに属している
・保険料の低コスト実現によるリーズナブルな保険料
・業界最高水準のロードサービス
・24時間365日事故受付
・走った分だけ保険料で納得
【参考記事:SBI損保の自動車保険の特色や評判や口コミ 】
三井ダイレクト損保の特徴は、以下のとおりです。
・MS&ADインシュアランスグループホールディングスに属している
・保険料の低コスト実現による合理的な保険料
・1事故専任担当制による安心の事故対応
・ロードサービスが全ての利用者に無料付帯
・保険料は走った分だけで納得
【参考記事:三井ダイレクト損保の自動車保険の特色や評判や口コミ 】
イーデザイン損保の特徴は、以下のとおりです。
・損害保険業界内で大手の東京海上グループに属している
・安心の事故解決力とお得で合理的な保険料
・万が一の事故時には、セコム事故現場急行サービスで安心
・走った分だけ保険料で納得
・充実のロードサービス
【参考記事:イーデザイン損保の自動車保険の特色や評判や口コミ 】
簡単に複数社の自動車保険を比較できて、今までより5万円以上も安くなった方もいる 無料自動車保険比較サイト を活用すると、ダイレクト系自動車保険のみでなく、代理店系自動車保険も一緒に無料で見積もり比較できるので、必ずあなた自身も無料見積もりをとり、今よりも保険料をお得に安くする行動を今すぐ起こして、割安感を実感し満喫しましょう。
今までの保険補償内容をほぼ維持しつつ、場合によっては保険補償内容をグレードアップしても、今よりお得で割安な自動車保険に乗り換えることが出来る可能性が高いので、ちょっとした勇気と行動を起こせば、安くなり浮いたお金で旅行や豪華なディナーなど、毎年楽しむことができるようになるかもしれませんよ。
見積比較結果による考察とワンポイントアドバイス
今回はトヨタのヴィッツを購入予定、三重県在住30歳代男性のケースでした。
自動車保険は車種はもちろん、年齢条件や補償範囲の違い、特約や地域、さらに年間走行距離の違いなど、いろいろな条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取りましょう。
年齢条件や補償範囲、走行距離の違いについては、以下を参照してください。
一般的に、代理店型自動車保険よりダイレクト型自動車保険のほうが、保険料が安くてお得です。
しかし、割安なダイレクト型自動車保険でも、インターネット割引は他社から乗り換えた1年目の新規契約より、2年目以降の継続契約になると割引額が大幅ダウンする保険会社もあります。(例:ソニー損保のインターネット割引は新規10000円割引、継続2000円割引)
ダイレクト自動車保険の継続契約と他社乗換で新規契約の違いは、以下を参照してください。
今回は、各保険会社より1社づつ見積りを取って比較しています。
保険会社8社で見積りをとりましたが、全ての見積り取得時間をトータルすると、結構な時間がかかりました。
これを一般の方が同じように、保険会社1社づつ見積りを取った場合、さらなる多大な時間を必要とするでしょう。
そこで現実的に最もおすすめできるのは、まずは一括見積りサービスを利用して2社から3社に絞り、次に自動車保険会社の公式サイトから見積りを取って最終確認する方法です。
一括見積りサービスの体験談や実話について、以下を参照してください。
まとめ
- トヨタのヴィッツを購入予定で、親と別居してアパート住まいの三重県在住30歳代男性が、はじめて自動車保険に新規契約する場合、6等級(ノンフリート等級)で加入することになる。
- 自動車保険は車種以外にも、年齢条件や補償範囲の違い、特約や地域、さらに年間走行距離の違いなど、いろいろな条件によって保険料が変わるので、必ずご自身で見積りを取ること。
- 一般的に、代理店型自動車保険よりダイレクト型自動車保険の方が、保険料は安くてお得である。
- 割安なダイレクト型自動車保険でも、インターネット割引は他社から乗り換えた1年目の新規契約より、2年目以降の継続契約になると割引額が大幅ダウンする保険会社もある。
- ソニー損保のインターネット割引は、新規契約10000円割引だが継続契約は2000円割引と割引額が大幅ダウンする。
- 損保会社1社づつ見積りを取った場合、多大な時間を必要とする。
- そこで自動車保険一括見積りサービスを利用して2社から3社に絞り、次に損保会社の公式サイトから見積りを取って最終確認するのがベスト。
家族が乗っている他の自動車や、購入予定車の自動車保険の相場を調べたい場合は、自動車保険の見積相場比較記事早見表をご利用ください。